2013年12月30日月曜日

こどもについて、思うこと vol.2

ありがとう

「ありがとう」と言われると、私たちは「できた」「役立てた」と感じます。「ありがとう」は自分の存在意義を確認できる、身近な手段の一つと言えるでしょう。
先日ある方のお話で、「いまどき子どもが大人から「ありがとう」といわれるのは、お店で物を買ったときぐらいだ。」と伺いました。これでは子供は「お金=自分の存在を認めるもの」と学習してしまいまうでしょう。

本来仏教用語である「有難い(ありがたい)」の反意語は「当たり前」。当たり前の中に埋もれた「有難い」現実に気づき、子どもと過ごす時間の中に「ありがとう」という感謝の言葉をきちんと伝えられているか、と反省する毎日です。



 

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