『かげえ えほん』(こどものとも 2016年1月 718号)
『うごき えほん』(こどものとも 2021年7月 784号)
作 こんどうりょうへい
構成 かきのきはらまさひろ
写真 やまもとなおあき
『かげえ えほん』
日本に古来から伝わる影絵あそびを再現した絵本。
体や道具でアクロバティックに影絵をする遊びは、 江戸時代に十返舎一九(じっぺんしゃいっく)によって書かれた『 於都里伎(おつりき)』という書物に詳しく図解されていますが、 まぁ、そうはならんやろ、というアクロバティックぶり。
しかしこの絵本は、その『於都里伎』 を地で行く勢いで再現しています。お見事!
一富士、ニ鷹、三茄子。と縁起のいい初夢も出てくるので、 一月に読むのにいいかも。遠目からでもはっきり見えて、 これなーんだ!ができる楽しい絵本なので、 低学年の読み聞かせにも良さそうです。
『うごき えほん』
おなじく和装姿のお兄さんたちが、 アクロバティックにうごきを表現してくれる絵本。
子供は喜んで真似してくれます。(時間がかかりますが)
影絵ではないですが、体全体で表現するリアクションが楽しい。
最後のページに「うごきすごろく」がついています。
QRコード付きで、福音館の特設ページへ。
大きいサイズのすごろくとコマをダウンロード印刷できますよ。
………
阿弥陀寺おやこひろば
0才から楽しめる♪絵本とわらべうたの会。
愛知県稲沢市 毎週火曜日10時〜
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