2013年11月25日月曜日

こどもについて、思うこと vol.1

子供の早期教育

先日ある雑誌*で、「こどものうつ」について取り上げられていました。そのなかに「こどもの早期教育、幼児英才教育も、ある種、親のエゴという精神的虐待ではないか」という警告がありました。
少し過激な表現ですが、早期教育が子供に“早く結果を”“正しい回答を”というマニュアル化思考を押し付け、子どもがストレスを感じるのだとか。息子が3歳になり、子供向け教材や知育玩具に目が行くこの頃。考えさせられる記事でした。

こどもと向き合うとき、私たちは、常に不安を抱きます。何を教え、何を叱るか。過干渉になっていないか、放任してないか。しかし、大人の考える社会と子供の世界の社会では、時間の進み方が違うようです。

子供は、親の期待に敏感に反応します。子どもが「したいこと」と、親が「させたいこと」。そのバランスがどちらか一方に傾きすぎていないだろうか、ときどき立ち止まって見つめなおしたいと思います。
*「こどものうつ」『週刊金曜日』2009年12月4日号

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